「ブログを始めたいけれど、文章を書くのが苦手」 「ChatGPTを使えば、ブログ記事を全部作ってもらえるの?」 私自身、WordPressブログを始めてからChatGPTを使って記事作成に取り組んでいます。 最初は「ChatGPTにテーマを伝えれば、そのまま記事が完成するのでは?」とも考えていました。 しかし、実際に使ってみると、そんなに単純ではありませんでした。 ChatGPTは、テーマ探し、情報整理、記事構成、文章作成などを手伝ってくれる便利なツールです。 一方で、AIが出した文章を確認せず、そのままブログに掲載するのはおすすめできません。 間違った情報が含まれる可能性がありますし、自分が経験していないことを、まるで経験したような文章にしてしまうこともあります。 この記事では、実際にChatGPTを使ってブログを作っている私の経験と、OpenAIやGoogleの公式情報を分けながら、初心者でも取り組みやすい使い方を紹介します。
ChatGPTでブログ記事は作れる?
結論からいうと、ChatGPTをブログ記事作成に活用することはできます。 たとえば、次のような作業です。
- 記事テーマのアイデアを出す
- 検索する人が何を知りたいのか整理する
- 記事構成を考える
- タイトル案を考える
- 文章の下書きを作る
- 難しい文章を分かりやすく書き直す
- 記事に足りない内容を探す
- WordPressに貼り付けやすいHTMLに整える
「何を書いたらいいのか分からない」という状態からでも、AIと相談しながら記事を形にしていけるのは、実際に使っていて便利だと感じている部分です。 また、ChatGPTではウェブ検索を使い、インターネット上の情報を調べながら回答してもらうこともできます。 ただし、「ChatGPTが調べたから正しい」と考えないことが重要です。 OpenAIも、ChatGPTは誤った回答をすることがあり、重要な情報については信頼できる情報源を確認するよう案内しています。
AIで書いたブログ記事はGoogleから評価されない?
AIをブログに使うときに気になるのが、 「ChatGPTで記事を書いたらGoogleから評価されなくなるのでは?」 という疑問です。
Googleの公式情報では、生成AIを使用したこと自体を理由としてコンテンツを一律に低く評価する、という方針にはなっていません。 Googleは、コンテンツの制作方法だけではなく、ユーザーにとって役立つ、信頼できる、人を第一に考えたコンテンツを作ることを重視しています。 一方で、生成AIなどを使ってユーザーにほとんど価値を提供しないページを大量に作成することは、Googleのスパムポリシーに抵触する可能性があります。 つまり大切なのは、 「AIを使ったかどうか」ではなく、「AIを使って読者にどんな記事を提供するか」 だと考えたほうが分かりやすいでしょう。
私がChatGPTでブログ記事を作るときの流れ

ここからは、私自身が実際に取り組んでいる方法を紹介します。 私はまだブログ運営を始めたばかりです。 そのため、「この方法なら検索順位が上がる」「この方法なら稼げる」という成功例として紹介するものではありません。 あくまで、ChatGPTを使いながら試行錯誤している現在の方法です。
1.記事のテーマを考える
最初に決めるのが「何について書くのか」です。 ここでもChatGPTを活用できます。 たとえば、自分が書けるジャンルを伝えて、記事テーマの候補を複数考えてもらう方法があります。 ただし、AIが出したテーマをそのまま採用するのではなく、
- 検索する人がいそうなテーマか
- 自分のブログに合っているか
- 自分自身の経験を加えられるか
- すでに似た記事を書いていないか
- 信頼できる情報源を確認できるか
なども考えます。 私の場合は、介護業界で働いてきた経験のほか、現在実際に取り組んでいるChatGPT、WordPress、ブログ運営、アフィリエイト、デジタル商品制作などを記事テーマの候補にしています。
2.検索する人が何を知りたいのか考える
テーマが決まったら「検索意図」を考えます。 検索意図というと難しく聞こえますが、簡単にいうと、 「そのキーワードを検索した人は、何を知りたいのか?」 ということです。 たとえば「ChatGPT ブログ 書き方」と検索する人なら、
- ChatGPTでどうやって記事を書くの?
- どんな指示を出せばいい?
- AIが作った文章をそのまま投稿していい?
- GoogleのSEOでは問題ない?
- 間違った情報が入ったらどうする?
といった疑問を持っている可能性があります。 こうした疑問を先に整理しておくことで、読者が知りたい順番で記事を作りやすくなります。
3.必要な情報を調べる
ここは、私がブログを作るうえで特に大切にしている部分です。 ChatGPTは自然な文章を作ってくれます。 しかし、文章が自然だからといって、その内容が正しいとは限りません。 そのため、制度、法律、料金、サービス内容、商品仕様、利用規約など、変更される可能性がある情報については最新情報を確認するようにしています。 そして、できるだけ情報の元となる一次情報を優先します。 たとえば、
- ChatGPTの機能 → OpenAI公式
- Google検索・SEO → Google Search Central
- 介護保険制度 → 厚生労働省などの公的機関
- サービスの料金や規約 → そのサービスの公式サイト
という考え方です。 ブログやSNSの記事が参考になることもありますが、それだけを根拠に重要な情報を断定しないようにしています。 調べても確認できなければ、無理に文章を作らないことも大切です。
4.ChatGPTに記事構成を考えてもらう
必要な情報を確認したら、記事の骨組みを作ります。 今回の記事なら、
- ChatGPTでブログ記事を作れるのか
- AI記事とGoogle検索の関係
- 実際の記事作成手順
- プロジェクト機能の使い方
- AIに任せきりにしない理由
- 注意するポイント
といった流れです。 いきなり長文を書いてもらうより、最初に見出しを整理してから本文を作ったほうが、同じ説明の繰り返しや重要な内容の抜けを確認しやすくなります。
5.記事の下書きを作る
構成が決まったら、ChatGPTを使って文章の下書きを作ります。 ここでも、完成した文章をそのまま投稿するのではなく、自分で読み直します。 私が確認するようにしているのは、
- 事実と違う内容が入っていないか
- 確認していない数字が書かれていないか
- 自分が経験していないことを体験談にしていないか
- 同じ説明を何度もしていないか
- 初心者でも理解できる文章になっているか
- 商品やサービスを不自然に勧めていないか
といった部分です。
ChatGPTの「プロジェクト」機能で、ブログのルールをまとめておく
ChatGPTには、長期的な作業に必要なチャットやファイル、指示などをひとつにまとめられる「プロジェクト」という機能があります。 ブログ運営にも、このプロジェクト機能を活用できます。 たとえば私は、自分のブログ用の専用プロジェクトを用意し、記事作成のルールをまとめています。 具体的には、
- 確認できない情報を書かない
- 制度・料金・サービス内容などは最新情報を確認する
- できるだけ公式サイトや行政などの一次情報を優先する
- 実際に経験していないことを体験談として書かない
- 初心者でも理解できる文章にする
- SEOを考えながらも、読者の読みやすさを優先する
- 完成した記事をWordPressに貼り付けやすい形式にする
といったルールです。 こうしてブログ専用の方針をまとめておけば、記事を作るたびにすべての条件を最初から説明する手間を減らせます。 OpenAI公式によると、プロジェクトではチャットをまとめたり、参考ファイルをアップロードしたり、プロジェクト専用の指示を設定したりできます。 プロジェクト内で設定した指示は、そのプロジェクト内でのみ適用されます。 なお、プロジェクト機能は有料プラン限定ではありません。 2026年9月13日時点では、無料プランを含むChatGPTの各プランでプロジェクトを利用できます。ただし、プロジェクトにアップロードできるファイル数など、一部の利用上限はプランによって異なります。 ブログを継続して作るなら、ChatGPTに毎回単発で記事を書いてもらうだけではなく、「自分のブログでは何を大切にするのか」をプロジェクトのルールとして整理しておくのもひとつの使い方です。
ChatGPTにブログを「丸投げ」しないほうがいい理由
ChatGPTを使えば、文章を作る時間を短縮できます。 しかし、「AIなら大量の記事を簡単に作れるから、とにかく投稿数を増やそう」という使い方には注意が必要です。 Googleは、人の役に立つことを主目的とした「People-first content(人を第一に考えたコンテンツ)」を推奨しています。 またGoogleは、生成AIについて、調査やオリジナルコンテンツの構成などに役立つ可能性がある一方、ユーザーに価値を追加せず大量のページを生成することは、スパムポリシーに抵触する可能性があると説明しています。 そのため、ChatGPTは「記事を自動で大量生産するための機械」ではなく、「自分の記事を作る作業を手伝ってもらうツール」として使うほうが、私のブログ運営方針には合っています。
AIには作れない「自分自身の経験」を記事に加える
AIをブログに使うからこそ、大切にしたいのが自分自身の経験です。 ChatGPTは私自身の人生を経験しているわけではありません。 たとえば私は介護業界で長く働いてきました。 介護現場で実際に経験したことや、その中で感じたことは、自分だから書ける情報です。 また、WordPressを始めたときに分からなかったこと、ChatGPTを使いながらブログ作りで試行錯誤していることも、実際に取り組んでいるから書けます。 反対に、経験していないサービスについて、AIに「実際に使ってみました」と書かせることはしません。 自分で経験したことなら、 「実際に使ってみて」 「私の経験では」 と書けます。 自分では経験しておらず、調査した情報なら、 「公式サイトによると」 「調べたところ」 などと区別します。 「自分が経験したこと」と「調べて分かったこと」を混ぜない。 これは、AIを使ってブログを書くうえで私が大切にしているルールのひとつです。
ChatGPTでブログを書くときに注意したい5つのこと
- ChatGPTの回答を100%正しいと思わない
- 制度・料金・規約などは公式情報を確認する
- 経験していないことを体験談にしない
- AIが作った文章を確認せず大量投稿しない
- 最後は自分自身で記事を読み直す
特に重要なのが、情報の確認です。 ChatGPTが自信ありげに回答していても、間違っている可能性はあります。 また、以前は正しかった料金やサービス内容が、その後変更されていることもあります。 そのため、重要な情報については、AIの回答だけで判断せず、できるだけ公式サイトまで確認するようにしています。
ChatGPTは「記事を書いてもらう」以外にも使える

ブログでChatGPTを使うというと、文章を書いてもらうことを最初に想像するかもしれません。 しかし、実際に使ってみると活用できる場面はそれだけではありません。
- 記事テーマを一緒に考える
- 検索する人の疑問を整理する
- 必要な情報を調査する
- 記事構成を整理する
- 難しい文章を分かりやすくする
- タイトル候補を考える
- 記事の問題点をチェックする
- WordPress用HTMLに整える
こうした作業をひとつずつ手伝ってもらえます。 特に私のように、ブログを始めたばかりで「次に何をすればいいのか分からない」というときには、相談相手として使えることも大きなメリットだと感じています。
私自身、WordPressについて分からないことをChatGPTに聞きながら、実際にブログを作ってきました。
ブログを始めたときの流れや、途中でつまずいたことについては、こちらの記事で実体験をまとめています。
▶<WordPress初心者がChatGPTに聞きながらブログを作ってみた>実践記はこちら
まとめ|「AIに書いてもらう」から「AIと一緒に作る」へ
ChatGPTを使えば、ブログ記事作成のさまざまな作業を手伝ってもらえます。 テーマを考える。 検索する人が知りたいことを整理する。 必要な情報を調べる。 記事構成を作る。 文章を書く。 完成した記事をチェックする。 さらにプロジェクト機能を使えば、自分のブログで守りたいルールや方針をまとめておくこともできます。 ただし、ChatGPTにすべてを任せれば、正確で役立つ記事が自動的に完成するわけではありません。 間違った情報がないか確認し、自分自身の経験を加え、最後は自分で記事を読み直す必要があります。 私自身も、まだブログ運営を始めたばかりです。 だからこそ、「AIを使えば簡単に稼げる」といったことを書くつもりはありません。 実際に試して、失敗したことも含めて、その過程をこれから記事にしていきたいと思っています。 「AIにブログを書いてもらう」のではなく、「AIと一緒に、自分にしか書けない記事を作る」。 これが、現在私がChatGPTをブログで使ううえで大切にしている考え方です。
※ChatGPTなどのサービス機能・利用条件は変更される可能性があります。この記事では2026年9月13日時点のOpenAIおよびGoogleの公式情報を確認しています。
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